BSEインタビューVol.2 〜 M.TQさん 〜

August 16, 2018
BSE:Mieng-san

“ 僕は日本で働いていたので日本人の考え方や仕事の進め方など理解できますが、普通のベトナム社員は知りません。だから僕のチームのメンバーには日本のスタイルについて情報共有をして、ベトナムと日本のお互いの文化の違いを尊重してやっていくことが重要です。”

Q)他社にも応募した中で、なぜコウェルに?

A)同業他社にも応募しましたが、一番の決め手は日本語を使える環境にあったこと、日本企業と直接やり取りがあり前職の経験を活かせること、BSEとしてかなりレベルの高い仕事を任せてもらえる点ですね。でも何よりも自宅からの距離的な近さです(笑)。

Q)どういった業務に関わっていますか?

A)WEB系のSE部門でBSEとして仕様書の作成や確認、案件定義の詳細事項の把握、メンバーのアサイン検討等です。
定例会議、報告業務など日によって変わります。

Q)仕事をする上で大切にしていることは?

A)プロジェクトの進捗と品質管理、そしてメンバーのモチベーションを維持することです。具体的には、WBSを詳細にすることや品質もレベル別に細かくチェックし、トラブルがあってもすぐ相談できるようなチーム全体の雰囲気にしておくことを大切にしています。チームの飲み会等も頻繁に行いますよ。

BSE:Mieng-team
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Q)コウェルアジアのBSEはここがすごいと自慢できるところはどんなところですか?

A)他の企業のBSEよりもコミュニケーションが多い点ですかね。やっぱり、直接日本企業とのやり取りが多いのでコウェルのBSEは他社よりも日本語力やマネジメント等、様々な能力を持っていないと出来ないので責任も大きく、ハードですね。
他の企業ではBSEはスケジュール進捗状況の確認、クライアントとの窓口としての仲介役の役割が主ですが、コウェルでは十数名以上のチームメンバーのアサインやWBS作成、マネジメントからプロダクト仕様/案件の詳細理解、新しい開発にもトライする必要があります。だから、他社のBSEとは質のレベルが違うと思います!(断言(笑))


Q)現在のメンバー、チーム構成や雰囲気について教えてください.

A)15名とそこにサポート2名が加わって16~17名のチームがSE第1課です。開発者が多く、個々でスケジュールや進捗管理なども行っています。
にぎやかで会話が多く、プライベートや仕事終わりもよく飲みに行きますね。イベントも積極的に行っていて、Woman’s Day(女性の日)等も会社として以外にもチーム内でも行います。 男女比は、男性が多く女性は約6名で、主にはQA(テストエンジニア)です。

Q)1日の業務はどのような流れですか?

A)□8時過ぎ出社→10時頃までメールチェックやグループチャットで状況確認などを行います。メールやSlackによる質問などに回答します。仕様書に対し、次の指導をどうするのか検討しながら、色々な部署と話し合う必要があればMTGなども行います。実際にプロジェクト進行状況によって違います。QAや開発メンバーに日本語での指示をベトナム語に通訳し、資料などを翻訳、修正して会議用に作成する作業もあります。
□12時から13時まではランチの時間でお弁当組と外食組に分かれて食べます。僕はもっぱら外食で社内ではほとんど食べません。1日中社内で作業するのでその時間くらいはリフレッシュも兼ねてチームメンバーと一緒に食べに行きます。 その後、食後はお茶タイムをとるか10分間ほど昼寝の時間です。これはベトナム人にとっては大切で、欠かさず行いますね。
□14時からは午前中の業務を引き続き行います。メンバーのQ&A対応したり、顧客向けの報告資料作成をしたり、定例会用の準備もします。急な案件や要請があってそれに対応することやチャット、SkypeでのちょっとしたMTGはよくあります。
□19時には会社を出ます。これでもチームの中では一番遅いです。17時30分の定時に他のメンバーは帰ります。1日8時間勤務なのであまり残業はしません。家族との時間、自分のプライベートも大事なので、すぐに帰ります。日本人は残業が普通ですよね?ベトナム人ではあまりないです(笑)

Q)仕事をしていて面白いと感じるのはどういうところ/時ですか?

A)やはり、新しいプロジェクトや案件が始まるとき、これまでとは違うプロダクトに携わることが出来るのは嬉しいです。でもさらに、プロジェクトが完成してやり終わった時の方が嬉しいかもしれないです。その際はチームで祝杯をあげに行きます! 一つのプロジェクトは案件によっても違いますが、平均大体4ヶ月くらいで一通り完成しますが、その後、保守作業も含めると長期間(1-2年)担当することになりますので。

Q)こんな考え方の顧客であれば“オフショア開発”が上手くいく考え方やスタンスがあれば教えて下さい。

A)1番はベトナム人の気質や働くスタンスを理解していると仕事がし易いと思います。僕は日本で働いていたので日本人の考え方や仕事の進め方等理解できますが、普通のベトナム社員は分からない。だから日本人が昼寝をしない事や残業をすることが当たり前な事等もお互いの文化の違いを共有して尊重してやっていくことが重要です。あと、よくあるトラブルとしては、日本人は詳細に進捗チェックを求めますよね。全体的に見てベトナム人は細かいのが弱いかもしれません。

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Q)M.TQさんが考える自分のチームの強みとは?

A)雰囲気の良さかな。皆お互いによく相談しながら仕事を進めますし、トラブルや困っていることがあると皆で一緒になって助け合います。 QAや開発それぞれ行っている仕事は違うけれども一緒に考えるのでチームワークがいいですね。コミュニュケーションは本当に大切だと感じています。

Q)プロダクト仕様をきちんと共有するために工夫していることは?

A)仕様書はメンバー内で相違がないように細かくチェックします。個別にも行いますし、最初が肝心なので時間をかけて行います。
まず、日本語の仕様書をベトナム語に翻訳し、内容を精査して、追加点や修正点を協議します。顧客からの要望等は念入りにメモを取るなどしてメンバー内に共有する資料に反映させます。その後、それらを踏まえメンバー内にチャット等で情報共有していきます。

Q)納期のズレを起こさない、メンバーのタスク管理やスケジュール厳守の方法は?

A)WBSを作成するときには、各メンバーに極限まで詳細なタスクを作成します。細かいタスクを毎日チェックしながら進めます。タイミングとかプロジェクトによっても、クライアントによっても違いますけどね。進捗状況をこまめにチェックして目標まで進んでいないメンバーにはサポートを行います。

Q)品質をどう維持するかについて工夫されていることはありますか?

A)設計の仕様等のチェック、プロセス管理が一番大事だと思っています。ほとんどは最初の段階で決めていきますが、タイミングや案件によってその都度、微調整をしていきます。日本のPMと私でそれらの工程をどう行うか決めていき、顧客から要望があれば追加します。その辺りは顧客に合わせて変わってきますね。

Q)コストパフォーマンスの最適化・チームの生産性(モチベーション等も含め)を常に高い状態に保つには?

A)働いている皆のモチベーションとして新しい案件や開発には積極的ですが、長期間の開発のない保守だけの作業についてはモチベーションが下がる人が多いです。そういう時には業務のローテーションを行います。実際に生産性の落ちているメンバーに面接して、別のチームや業務に移動させることもあります。
逆に、こういうことをやりたいから、こういう技術も持つ人が欲しいと上司とまず相談して、他のチームリーダーに相談してアサインしてもらうこともあります。1〜2か月に1回そういうことがあるかないかです。 求められる仕事のレベルなども高いので、以前はアサインして1ヶ月半ほどで退職する人もいましたし、メンバーによってはモチベーションが下がりやすい人もいるのでその辺はリーダーの力量が試されるかもしれません。

Q)最後に3年後、5年後、今後のビジョンを教えて下さい。(仕事やプライベート等)

A)1番は仕事を安定させたいです。プロジェクトも案件も問題なく運営させて、50名くらいのメンバーを束ねる立場になりたいです。役職が上がる事ではなく、今の地位で安定して仕事を回せるようになるのが先だと感じています。
これまで30名のメンバーを率いてきましたが、上手くいかないこともありました。自分のチームを大きく育てたいという気持ちが強いです。今のチームはすごく雰囲気が良くいい状態なので、さらに仕事を任せてもらえるように、様々な案件をこなせるように力を付け、チームを拡大させたいです。それができてからさらに上を目指したいです。

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