BSEインタビューVol.7 〜 H.NVさん 〜

November 06, 2018
BSE:HungNVインタビュー

“オフショアを上手く進めるコツは 最初は少数精鋭の小規模チームで小さな開発からスタートしていくこと。
開発が進み、チームも成長し、お客様もオフショアに慣れてくる、その後に様々な案件へと拡げてみてはどうでしょうか?”

Q)現在どのような業務に関わっていますか?(2018/03時点)

A)現在は既存のお客様を前任のBSEから引き継いでいるところです。
そのお客様はメンテナンス75%、残りの25%が新規開発(Android開発)といった具合でお手伝いをしています。 チーム体制は、開発者4名、インフラ1名、QA1名(女性)、BSE1名、トレーニング生1名(新卒)と前任者BSEにPMとして入ってもらっています。 8時15分に出社して、まずお客様とSlackでやりとりをします。その後、各メンバーのタスクを見直し、アサイン等の調整が必要ならば行います。
お客様との定例会議は2週間に1回あり、その中でチケットに沿って調査、現状確認、各サポート等を行います。依頼のチケット次第でその日の業務は大きく変わります。 最も時間を割く業務としては、チケットが発行されるとそれは全て日本語で記載されているので、ベトナム語へ翻訳する必要があります。又、多くの資料作成がベトナム語と日本語の翻訳を必要とするのでその業務に追われることもあります。
各メンバーに指示依頼の詳細を個別に対応することもあります。 その他は、長期的に見て管理しやすいようタスク管理の調整、各メンバーが困っていること等をサポートします。 チームメンバー間でも運用の仕方など情報共有のためチームMTGを週1〜2回行なっています。

Q)チームの雰囲気はいかがですか?どんなチームの特長がありますか?

A)チームのメンバーの雰囲気はすごく良いです。 平均年齢:30歳くらいで、皆私と歳が近いので話し易いです。メンバーも私より年上、年下が半分ずつくらいです。 メンバーの内、半分は結婚しているので責任感が強く真面目で、落ち着いている印象です。
チームの強みの部分でいうと、開発者のスキルが高く、コウェルアジア設立当初から在籍しているメンバーもいます。彼には技術面では誰も敵わないと思っています。(笑)皆優秀ですし、新規案件の25%(Android開発)は1名でこなしていますよ。

Q)仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

A)メンバーとのコミュニケーションはもちろん大切です。 きちんと各メンバーと密にコミュニケーションを取ってその都度相談していくことで良い方向に向かえばいいなと考えています。 困っていたらすぐに相談出来ることが業務上でのトラブルを防ぐことにも繋がります。
例えば、皆で日替わりで食べ物を持ち寄って行われる15時のおやつタイムや飲み会(チームビルディング)などです。 モチベーションも上がりますし、コミュニケーションをとるきっかけとしてもすごく良いので頻繁に開催しています。

BSE:HungNV
BSE:HungNV-san-team

Q)他社のBSEと比べてコウェルアジアのBSEはどこが違いますか?

A)コウェルアジアのBSEはPMみたいですよね。
以前の会社では、BSEと言っても決められた手順に沿って業務をこなすだけで淡々とやっていましたが、コウェルアジアのBSEはお客様とのやりとりは勿論、メンバーや案件全体のスケジュール調整、アサインなどプロジェクト全体を見て自分で考えながら実行に移す必要があります。大変さや負担は大きいですが、その分やりがいも多く色々な経験を積みたい人には面白いと思います。 又、2週間に1回くらいBSEだけで集まるMTGがあります。困っていることや仕事の進め方等、先輩BSEから様々なアドバイスをしてもらえますのですごく勉強になります。


Q)これからオフショアを始める担当者の方へ 上手くオフショアを進める秘訣やアドバイスがあればお願いします。

A)やはり、最初にオフショアを始める際は不安もあるかと思います。例えばこうしたらどうでしょうか?
今、私が担当させて頂いているお客様も最初は少数精鋭の3名からチームを作り小さな開発からスタートしていました。
開発が進み、チームメンバーも成長でき、お客様もオフショアに慣れてくる、信頼関係を築いたその後にもっと様々な案件へと拡げてみてはどうでしょうか?少しずつお互いを信頼できるようになってから発注するレベルや仕事をどんどん増やしていく方がコストパフォーマンスがいいかもしれません。
その中で開発メンバーも成長していき、知見が溜まっていくのでお客様と意思疎通もスムーズになっていくはずです。 大きく最初から始めるのはリスクが伴うので不安で一歩を踏み出せないのであれば、この方法をオススメします。

又、実際にオフショア開発を始める担当者の方にお伝えしたいことがあります。
日本人の開発者とベトナム人の開発者はそもそも考え方が違います。 具体的に言うと、ベトナム人は、依頼のあったソースコードを書いてすぐに正常に動くかを重要視します。言い方を変えると他のことを考えず、目の前の開発作業を黙々とこなします。
一方、日本人エンジニアは、今後メンテナンスしやすいように他のことも考えて開発していきます。その違いをきちんと理解した上で依頼するといいかもしれません。
ベトナム人エンジニアには、ソースコードチェックツールを適用して改善できることはしていきますが、ある程度出来たらOKを出し前に進めながら、どんどん改善していく方法をとるとスムーズです。

Q)仕様書の共有、納期の厳守、品質維持のために工夫していることは?

A)品質の面では、早い開発段階でソースコードのレビューをやっています。 納期の厳守の部分では、毎日何回もタスクや進捗状況確認を行い、早め早めに手が空いているメンバーがいないように業務を振り分け、効率化を目指します。後は、笑顔で優しく、さり気なく聞くこと。状況確認や遅れそうな人への注意喚起は特に。(笑)

Q)チームの生産性、モチベーションを高く保つ秘訣は?

A)新規案件は皆モチベーションが高いのでいいですが、問題はメンテナンス時期をどう乗り越えるかです。
今私が実際に行なっているのは、2週間に1回役割をチェンジすることです。ある時は、調査メイン担当、その次は・・・というようにローテーションでやっていくのです。 その他にも、各メンバーがまず何をやりたいか、皆の希望を聞いて把握しできる限りメンバーのキャリアパスに近づけてあげたいと思っています。今後は、新しい技術習得のための勉強会や自分の知識や経験を皆に伝えていくこともしていきたいですね。

Q)最後に3年後、5年後、今後のビジョンを教えて下さい。(仕事やプライベート等)

A)ゆくゆくは、100名規模のチームを率いる部長になりたいです。

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