Directorインタビュー 〜 T.TAさん 〜

December 10, 2018
T.TAインタビュー

“業務以外にも研修や教育制度が豊富で本人のやる気と活用次第では本当に多くの事が学べる、
会社・チームと一緒に成長して欲しい”

  • Q)これまでの経歴とコウェルで働くことになったキッカケを教えて下さい

    A)大学在籍中の2005年から日本語を勉強し始め、卒業後2006年から2010年はソフトウェア会社に勤務し、内2年間はお客様の会社へ駐在という形で日本で働いていました。日本市場向け部門でしたので業務・仕事を理解する中で日本語能力がその時期にかなり上がりました。
    2011年ベトナム最大のIT企業であるFPTソフトウェア株式会社の日本法人(FPTジャパン)に1年在籍し期間満了のタイミングで2012年にベトナムに帰国しました。そして、知り合いの紹介を通じてコウェルの前身にJOINすることになりました。入社前、現社長のクオンと面談しましたが、会社の今後の目標や個人としての目的、家族のこと等をお互いにシェアしました。その後、コウェル社長の廣瀬さんや吉田さんとリモート面談をする中でなぜコウェルなのか?今後自分がどう成長したいのか?会社のビジョンなど様々な質問や意見を共有しました。気付くと2週間後には入社していましたね。今でも本当に感謝しているのは、廣瀬さんが、その時私が伝えた目標や目指すキャリアパスなどを覚えていてくれて、悩んだ時等に後押ししてくれます。それで、もっと頑張ろうと思えます。

  • Q)現在の業務内容について教えて下さい。(取材時2018/3時点)

    A)オフショア開発先として日本のお客様のシステム開発や保守、ラボ型受託等に対応するために各プロジェクトのリソース確保や教育、採用、管理が主な業務になります。各プロジェクトの管理者である課長だけではなく、私も入って営業会議等で日本側とリソースや案件数に関して協議します。人材のプールはどれほどあるか、どれくらいの割合でアサインされているか、次のプロジェクトで何名くらい人材の確保が必要か等ですね。お客様がどんどん増えればこちら側も組織を大きく編成し直す必要があり発展スピードが追いつかないと困ります。
    今一番、リソースの評価について検討が必要だと認識しています。例えば案件を新たにとって来るときにどういうスキルを売っていきたいか私自身がきちんとイメージをしながらリソースを調整していく、考えていくことが必要になってきます。そのためにもっと人事や採用チームと連携しながら進めていかなくてはと思います。どんなスキルの人材を採用するかで中途採用やフレッシャーズなのか変わってきます。もし、今進めているプロジェクトが難航し人手が上手くアサインできなければ、自らプロジェクトに参加することもありますが、そうするとやるべき仕事がおろそかになり、人材リソースが不足することになり悪循環になるので避けなければいけません。
    特に最近では、ブリッジSE(以下、BSE)の人材が不足傾向にあるのでコウェルの採用ハードルが高いこともあり採用が難しくなってきています。自分自身で全てのプロジェクトの詳細を把握することはできませんが、起こりそうなリスク等は把握している必要があります。各プロジェクトを束ねる課長クラスとは週1回の1on1(面談)で情報収集を行い、BSEとも少なくとも月1回は面談を行いトラブルを未然に察知するようにしています。

    TuanTA

    Q)仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

    A)私は常々思っているのですが、会社の成長は部門の成長、部門の成長はチームの成長、個人の成長に繋がると思っています。メンバー個人をもっと成長させるためにはキャリアビジョン、キャリアパスを上げていかないといけません。会社として各社員に提供することは、業務以外にも研修や教育制度、福利厚生制度など様々なものがあります。それらを活用しメンバー個人が何を勉強していけるか、どこまで成長できるのかを見せていく、教えていくことが必要です。もちろん社員数が急増し一人一人のヘルプは難しいかも知れませんが・・・、やるべきであると感じています。
    日本のお客様がコウェルのオフショア開発に求めているのは、人材リソースはもちろんのことその技術力の高さや長年培ってきたノウハウです。
    よく人材が流出してしまう背景に「仕事内容が単調な作業の繰り返しで飽きてしまう」というものがあります。 自分の関わっているサービスはエンドユーザーにどう役立っていて、社会的にどんな意味があるのか、どんなメリットがあるのかを知らせて共有していくことは重要です。 自分が何を求めているのか、どこを目指しているのかは適宜ヒアリングしなければ上司に希望は言いづらいものです。 しかし、例えばもちろん、お客様としては長く関わりが深く、良く理解してくれているエンジニア にずっと担当をお願いしたいでしょう。 でも、お客様の意向とエンジニア自身の思いを汲み取るバランスは本当に難しいです。そんな時に「お茶を飲みましょう」と誘い個別にケアをするようにしています。
    ベトナムではオフショア開発会社の競合が多くなって来ていますので、彼らは気持ちが固まり次が決まってから「退職」を切り出します。 でもそれでは遅いでしょう?その前に給料アップの交渉なり、仕事上のアサインでの相談なり気軽に応じてあげたいです。

    Q)コウェルアジアの自慢できるポイントはどんなところですか?

    A)そうですね、大きく分けて3つあると思います。まず1つ目はベトナム人と日本人が一つの案件に一緒に協力しながら参加していることです。基本的に私は、今のコウェルのこのモデルにより「品質第一」が守られ、相互のコミュニケーションの質が上がっていると思っています。
    2つ目はベトナム人エンジニアの日本語能力です。コウェルアジアではこの日本語能力向上のためにかなりの投資を行っています。日本語教育だけでなく案件技術に対する技術面での教育も欠かせません。お客様、コウェルの求めるもののレベルが高い以上、コミュニケーションも技術も相乗効果が期待できるので必須であると考えています。
    3つ目はキャリアパス(将来的なビジョン)でしょうか。通常ベトナムの会社はそこまで役割や役職が多くありません。私自身もベトナムの会社に在籍していた時は、自分のキャリアビジョンが描けず迷いました。上記にあげた「教育」があることで採用面では人材が獲得しやすい反面、入社後にどのようなキャリアパスがあるのか、会社として用意しているキャリアや自分自身が切り開いていくものなどが大切になってきます。その点、コウェルアジアには多数選択肢があり魅力的なはずです。
    毎年2回上司とのレビューがあり、自分自身のキャリアについて考え、描いていく仕組みがあります。その中で私が思うのは、上司にきちんと次は何がやりたくて、今後どうして行きたいのか、将来についてはっきり言える人はそうでない人より昇進が早いです。そんな長く働き続けられる環境があることがコウェルの良さかもしれません。

    TuanTA-san-team

    Q)今後の目標や改善していこうと考えている点は?

    A)自分が統括している部門を大きくして行きたい、仲間をたくさん迎えたいという気持ちは常にあります。 自分としては、部門の規模が大きくなれば自分の仕事の責任や目標が増えます。しかし、自分のスキルでできることは限られています。ならばどうするか?自分の下のメンバーを育てていく必要があります。
    どうやって自分の下のメンバーに自分の考えを理解してもらい、自分の仕事を任せていけるのか。よく私は「優しすぎる」と言われます。もちろん怒る時はありますが、もしかしたら、厳しくはなかったかもしれません。これからその部分を改善し、皆と一緒に上を目指していきたいと思っています。
    自分の下の優秀な管理メンバーが増える、案件が増える、会社が大きくなるこの循環を作っていくことが目標です。自分が経営者になったつもりで業務にあたっています。最近では以前よりもメンバーに対して全体の掲げている目標の共有を意識しています。



    Q)これからオフショアを始める担当者の方へ 上手くオフショアを進める秘訣やアドバイスがあればお願いします。

    A)最初から不安がない人はいないと思います。でもそれを少しでも解決する策としては、【チームを小さい規模からスタートさせることです】。最初何もないところから始めるわけですので一つ一つ一緒に進めながら関係を構築し、やり方を確認、改善しながら進めるといいと思います。小さなチームなら万が一の時でもリカバーしやすいです。そのうちお互いのことが理解できてきたら「こういうことがやりたい」等相談しながら提案を踏まえて先に進めるでしょう。コミュニケーションが大切で、オフショア開発の壁であるとよく言われていますが、お互いに伝えたい意見があって、言いたいことが言える関係がベストだと思います。
    「こういうことを言うと印象が悪くなるのでは・・・」と伝えることをやめてしまうと、どんどんコミュニケーションが取りにくくなってしまいます。日本とベトナムのリモート開発はどんなものなのか、お試しでやってみるのは失敗しない方法の一つかもしれません。ちなみに、ベトナム人はお酒が入ると自分の意見を素直に言えるようになります。(笑)チームワークを良くする意味でもチームビルディング(飲み会)を行なってくださいね!
    後、付け加えるとしたら、依頼をしているシステムやサービスの理解を深めるために直接お客様から“この商品、機能、システムはお客様にとってどういうものなのか”開発メンバーに伝えて欲しいです。ベトナム開発エンジニアに何故このシステムなのか、ビジョンは?等イメージの共有はとても開発者にとってエネルギーになりますし、モチベーションにも繋がります。お客様と一緒にメンバーにも成長して欲しいですし、同じチームの一員として暖かい目で見てもらえると嬉しいです。

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