社員インタビュー|技術本部 BS部ITプロダクトグループ マネージャー:浅沼 豊

December 19, 2018
asanumaインタビュー

“ SharePointは始まりにすぎない、従来の開発だけでなく、潜在需要の高い製品の開発・提供ができる総合ベンダーを目指したい ”

  • Q)これまでの経歴とコウェルで働くことになったキッカケを教えて下さい。(取材時2018/3時点)

    A)2017年1月入社に入社しました。大手SlerでのSE経験を経て、大手通販企業の情報システム部門で社内SEとしてパッケージS/W開発のほか案件戦略、計画立案から構築・運用保守に至るまで13年間にわたり従事してきました。13年間同じ会社に勤めてきて、もうこの会社での仕事はやり切ったというか、システム全般は把握できたのかなと個人的に考えていた時に、社内SEということもあり、システム使用者との距離が近く、相手の考えていることがよく理解できる立場で、「その知見を活かして欲しい」と代表の廣瀬から誘いを受け入社しました。実は以前、代表の廣瀬や本間とは同僚でしたので声を掛けてもらいました。
    「こういう仕事も出来る」「こんなこともやっている」会社だよ、と廣瀬から転職するキッカケを作ってもらった感じですね。入社前に社内の数名の社員と飲み会のセッティングをしてもらえたのでどんなメンバーと働くのか?という入社前の不安は払拭出来ましたね。

  • Q)コウェルの第一印象は?

    A)印象としては、グローバルシステム開発ということで、言語・文化の壁を越えるため、非常にコミュニケーションが密な企業だなと感じました。プロジェクト毎に週1回のペースでミーティングがある他、臨時のリモート会議も頻繁に行われます。細かな認識のズレの解消やベトナムエンジニアとの関係構築のために年6回以上ベトナムに行っていますね。

    sharepoint浅沼

    Q)現在コウェルで担当している業務について具体的に教えて下さい。

    A)入社時は、オフショア開発というものに慣れるために、お客様の要望や要件の裏側にある思いや意図などをメンバーに共有、アドバイスしながらスムーズな開発をバックアップする役割が多かったです。 最近では、各お客様の案件のプロジェクトマネジメントや一部上流設計やシステムやソフトウェアなどの導入の際、IT技術に関する専門的な知識を使って営業のサポートをするプリセールスとしての業務にシフトしてきました。お客様からのご要望もあり、新規ビジネスソリューション案件やプロダクトの「SharePoint」関連のサービスのプリセールスが近頃多くなっているかもしれませんね。

    Q)現在最も力を入れて取り組んでいる「SharePoint」関連サービスについて詳しく教えてください。

    A)入社当時から廣瀬と話しているのは、オフィス系パッケージによるソリューションの建て付けや新しい事業の取り組みを2019年にかけて進めたいと話していました。お客様の声に耳を傾けていると「こういうものを作って欲しい」という要望の中に共通項を発見でき、時代の需要を感じます。それをキャッチアップし、地に足のついたサービス展開をするという目標の第一弾として「SharePoint」開発など情報系システム分野の開発があります。近年、情報系システムの開発・運用の依頼、相談に応える形で企業内のコラボレーションツールで国内でも高いシェアを誇るSharePointの開発、マイグレーションを行うサービスを提供開始しました。
    現在、SharePointは、企業のコラボレーション基盤として多くの企業が利用しています。しかし、SharePointの標準機能では多様な業務要求に応えることが難しく、多くの企業が必要な機能を追加開発しています。一方、長年利用している企業においては、SharePointのバージョンアップ、クラウド版への移行等の需要も顕著に現れています。さらに、企業のコラボレーション基盤として、最近ではNotes等他のコラボレーションソフトからSharePointへのマイグレーションを行う企業も多くなっています。
    Notesなど基盤システムサービスが老朽化する中で次なるプラットフォームとして注目を浴び始めていた一方で、開発に対応できる開発者が少ないこと、バージョンアップ費用が新規グループウェア導入と同じくらいかかること等も現状としてありました。そんな時、大手企業でSharePointの開発経験やNotesからのマイグレーションの経験も豊富な社員が入社し、ツールプロダクトとして売っていこう!と方向性が決まり、動き出しました。
    企業が移行に踏み切れない理由としては、担当者が代わり、長年蓄積されたデータがどうなっているのか分からない点やデータがあまりにも大きくなってしまい、外注をするにもビックリするような見積りが出て二の足を踏むということがあるのではないでしょうか。
    当社のサービスは、新規導入、バージョンアップ、マイグレーションのいずれのパターンにも対応し、お客様のSharePointの構築を支援します。
    開発内容は、新規開発、バージョンアップ では、ポータル開発やフォームカスタマイズ、ワークフロー開発。マイグレーション では、SharePoint Server → SharePoint Online、Notes等 → SharePoint等です。〈Notes等からのマイグレーション〉では、アセスメント、データ移行などの各工程で自社開発ツールを利用することで効率的にNotes等の各種ツールからのSharePointへのマイグレーションを支援します。
    当社ではベトナムのオフショア開発拠点にて、NotesからSharePointへのマイグレーションを行う自社開発ツールを活用することで開発・移行コストを抑え、さらに日本法人が要件定義、移行アセスメントなどの上流工程を担当することにより、様々なSharePointの開発とマイグレーションを日本品質と最適なコストの両面で実現可能なサービスを提供できると考えています。
    ■サービス紹介サイト  >>>こちらから

    浅沼ビジネスソリューション

    Q)ベトナム人開発チームにいい仕事をしてもらう上で心がけていることは何ですか?

    A)BSEや課長などチームを束ねるメンバーに対して、お客様からの“情報”を早めに共有していくことです。情報というのは、「次はこういう案件があるよ」、「お客様からこの点を褒められた、お叱りを受けた」等です。
    以前、日本側の顧客とBSEの間でコミュニケーションが上手くとれておらず、仕様書が意図した内容になっていなかったため、開発内容や品質もボロボロ・・・それを下流工程になって気付き、リカバリーに時間がかかったことがありました。
    この経験から仕様書の中身がきちんと理解できているのか、定期的に品質面をチェックし、モチベーションが下がっていないか、問題を抱えていないか、気にかけ、声をかけてあげることが大切だと感じました。
    又、「開発終了」の感覚も日本人とベトナム人では異なるため、気をつける必要があります。



    Q)仕事の仕方やコミュニケーション面で感覚のズレを起こさないために工夫されていることは?

    A)上手くいくプロジェクトに共通していることは、朝礼・夕礼を行なっていることです。ちょっとしたことですが、毎日10分でもその日の業務内容や昨日までに上がっている課題の共有などするかどうかは大きいようです。

    Q)様々な案件を見てこられた中で「こういうことを心掛けると、オフショア開発は上手くいくよ」という例はありますか?

    A)お客様側が「一緒に開発をしていこう」という思いがあるかどうかで上手くいくかどうか決まると思います。逆に「これやっといてー」と丸投げのような形では上手くいかないかもしれません。もちろんそれを上手く行なっていく努力は私たちにも必要ですが、気持ちとかオフショア開発に取り組むスタンスとして持っておいていただけるといいなと思います。そういうお客様であれば、課題があっても「大丈夫?どこまでできた?」と何かとコミュニケーションをとろうとしてくれます。ベトナムオフショアチームを自分の部下のように扱ってもらえると彼らのモチベーションにも良い影響があります。後は、もちろんお客様の予算が許す範囲でですが、ベトナムに出張に来ていただけると彼らも喜びます。

    Q)オフショア開発を検討している企業担当者の方に向けてどんな点に気をつけてパートナー選びをしていくと良いかアドバイスはありますか?

    A)日本人エンジニアがどこまで入るのかはチェックポイントだと思います。日本人が入るメリットとしてはコミュニケーションロスを減らせる点、上流工程やプロジェクトマネジメントを任せられる点などにあります。
    この他のチェックポイントとしては、私たちが最もお客様からよく聞かれる質問としてベトナム人の「日本語のレベル」があります。「どこまで日本語ができるんですか?」という点を気にされる方は多いので、日本語能力試験レベル(N3以上だと安心です)などを参考にしてみるのは良いかもしれません。
    後は、アウトプットイメージを出してくれるかどうかや、PHP等技術面での資格の数がある程度あると安心して任せられると思います。

    Q)3年後、5年後仕事上で統括する部門をどのようにしていきたいですか?目標を教えてください。

    A)今回のMicrosoft社のSharePointをスタートとし、SalesforceやSAPなど広く他の製品群を展開していきたいと思っています。勿論これまで通り開発も行いますが、プロダクト開発もでき、製品を提供できる総合的な【ベンダー】を目指していきたいです。既存のお客様+自社のソリューション、プロダクト製品群と大きく分けて2つの柱でやっていければなと考えています。

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