Prepareコロナ、Afterコロナ、そしてWithコロナに向けて(1)

Tamura

新型コロナウィルス対策で企業ができること



The author is Kazumasa Tamura.
Global Innovation Headquarters
Executive Officer
I joined CO-WELL in February, 2013


COVID-19(新型コロナウィルス)感染が拡大する中、2020年4月10日に東京を含めた7都府県に緊急事態宣言が発令されてから今日で17日が経過しました。
そして4月16日には日本全国に対しても発令されました。

平日・休日問わず外出自粛の広がっておりますが、各企業のリモートワークへの移行も広がるとともにリモートワークに対する不安や戸惑いが増えているとテレビやニュースからもよく聴こえてきます。

もちろん当社も例外ではなく、社員の健康と安全を最優先に考え、原則在宅勤務を実施しており、私が所属する部署はグローバルアウトソーシング(オフショア開発)を主業としているため、日本(東京・宮崎)だけではなく、ベトナム(Hanoi・Danang)メンバーも含めた全社員が在宅勤務=テレワークに切り替え、通常通り業務に従事しています。
リモートワーク活用例コウェル アジアの2020/3/16 FaceBookページより
*記載期間は掲載当時のものであり、現在もリモートワーク継続中です。

テレワーク、リモートワーク、在宅勤務の違い

2020年1-2月頃から、COVID-19の感染拡大が報道され始めてから、今後のこと、事業の継続によりお客様のプロジェクト進行を維持できること、スタッフの安全面と労働環境などを考慮し、今後の対策を自分なりに考えていました。
まずは、情報収集を進めていきましたが、「テレワーク」と「リモートワーク」という言葉が色々な場面や媒体で書かれており、その違いが気になり調べてみました。

【 テレワークとは?】
まず、TVや新聞社の報道でよく使われる「テレワーク」の意味から見ていきましょう。
「テレワーク」は英語で「telework」と表記され、「tele = 離れた所」と「work = 働く」の二つの言葉を組み合わせた造語です。「離れたところで働く」という意味になります。
使われ始めたのは1970年代。当時、アメリカ・ロサンゼルスでは、自石油危機が起因となった自動車による大気汚染が大きな社会問題となっていました。このため、自宅にいながら仕事をするスタイルが導入されました。この時に、「オフィスから離れたところで働く」ということで「テレワーク」が使われ始めました。

【日本で初めて「テレワーク」が導入されたのは1984年】
日本では、1984年に、当時本社が東京都港区六本木にあった日本電気(NEC)が、吉祥寺にサテライトオフィスを作り、結婚や出産を機に女性が退職してしまうことに歯止めをかけるために郊外にサテライトオフィスを設けたのが「テレワーク」の始まりとされています。
偶然かもしれませんが、1984年は日本でインターネットが始まった年です。1人1台のパソコンを使うワークスタイルが斬新な働き方として注目を集めていました

【リモートワークとは?】
では、「リモートワーク」とは?
「リモートワーク」の英語表記は「remotework」、 「remote=遠隔・遠い」と「work=働く」 の二つ言葉を合わせた造語です。
会社には出勤せず在宅、またはオフィス等から離れた場所で仕事を行う働き方のことをいいます。「テレワーク」「在宅勤務」と本質的にはほぼ同義です。ウィキペディアでも1つのページに集約されていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF

「リモートワーク」の使われ方から、「チームで働くという意味合いが強い」ということが挙げられるのではないでしょうか。このためIT業界では、テレワーク よりもリモートワーク が広く使われています。「ノマドワーカー」=「他には時間と場所にとらわれずに働くITエンジニア」が浸透しているIT業界ならではないでしょうか。
皆さんの会社内では、テレワークとリモートワーク の使い分けはどうなされているのでしょうか?IT部門と管理部門で同じ言葉を使われていますか?

【「テレワーク」が長く使われている理由】
最近のTVや新聞の報道では、テレワークが多く使われています。
一般社団法人 日本テレワーク協会の定義では以下のようになっています。
「テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
(出典:https://japan-telework.or.jp/tw_about-2/

また、「テレワーク」を導入した企業に対して、国から助成金が出る制度があり、その助成金の名前が「職場意識改善助成金(テレワークコース)」となっていることから広く使われているとも言えます。
このブログでは、上記のようなことを加味して、基本的にIT業界に馴染みの深い「リモートワーク 」で統一していきます。



当社のリモートワーク活用法

当社のリモートワークの現状

当社がリモートワークへスムーズに移行することができたのは、非常事態宣言が発令される以前より、クラウド環境・各種オンラインツール等のいわゆるSaas、PaaSを率先して利用していた背景があったからこそだと思います。

日本とベトナムの異なる国間で開発業務を進める関係で、通常業務として、国が違うリモート環境にあるチームと「ワンチーム」になり業務を進行することに尽力してきた下地があったことも開発チーム全体がリモートワークに切り替えられた大きな要因です。
また、お客様のご理解がいただけたことが何よりも嬉しいことでした。幸いにも弊社が原則リモートワーク /在宅勤務に移行した後も、現状はご解約になるお客様は無く、開発を弊社で継続していただいております。

<テレワークで活用しているオンラインツール>

 ▶ コミュニケーションツール
  テキスト :Slack、Skype、ChatWork、Microsoft Teams
  テレビ会議:Hangouts Meet、Zoom

 ▶ ドキュメント管理
  G Suite(SpreadSheet、Document、Slide、Form)

 ▶ メール・スケジュール管理
  G Suite(Gmail、Calendar)

 ▶ タスク管理
  Redmine、Backlog

 ▶ ソースコード管理(バージョン管理)
  Git

 ▶情報共有
  Confluence

その他、お客様のプロジェクト毎のご要望により、Backlog、Box、Bluejeans、Cacooなど多くのツールを利用しています。

田村心の声
これらのオンラインツールは、IT/WEB系エンジニアにとっては日頃から慣れ親しんだものばかりで、主に以下の目的で使われることが多いと思います。

 ・スピーディーな情報共有
 ・リードタイムの短縮
 ・移動時間の有効活用

しかし、これらオンラインツールをただただ使っているだけでは、なかなか作業効率は改善することは難しいでしょう。
例えば・・・
 ・単純にG Suite SpreadSheetを表計算ソフトとしてのみ使用
 ・G Suite Documentを報告書としてのみ使用

などの基本的な使い方だけではなく、テレワークならではの工夫1つで、オフィスでの生産性と同じくらいの効果を得られることができるはずです。

次回からは、当社の事例をもとに、一つ一つ話題を掘り下げてご紹介していきたいと思います。

 <今後考えているテーマ>
  ・オンラインツールを工夫?どう使ってる?
  ・リモートワーク環境のセキュリティって大丈夫?
  ・同僚や上司と話せない(すぐ相談できない)のは非効率?
  ・営業や人事・総務ではどのように活用してる?
 (※事前予告なく変更となる場合があります。ご了承ください。)

COVID-19は長期化が懸念され、Withコロナ、Afterコロナが語られることが多くなりました。このためリモートワークは今後も世界中で当たり前になると思いますので、さらに快適な執務環境を整えて、スピーディ&高品質なサービスを引き続きご提供できるようコウェルスタッフ一丸となり尽力して参ります。
また、当社のベトナム開発拠点では、一歩一歩できることからはじめて「この局面を共に乗り越えて行こう!」と様々な活動も開始しています。そのひとつをご紹介します。
この状況でスタッフ一丸となりモチベーションを維持して乗り越えようと、 リモートワーク の勤務風景を撮影した動画のコンテストなどを開催しています。 離れて仕事をする同僚がどのように在宅勤務を創意工夫しながら行なっているか、私もコンテストの結果を楽しみにしています。


コウェルアジアリモート環境コウェルアジア Facebookページより


本テーマでの最初のブログの結びとして

新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々及びご家族・関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方には心よりお見舞い申し上げます。 また、医療従事者はじめ、行政の皆様等、感染拡大防止にご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。


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