2019/04/19

“品質”と一言で言っても様々なソフトウェアテスト、テストパターンやテストレベルがある中で、テストに求められている成果が何なのか?という肝心な部分は曖昧ですよね。
そもそも、ソフトウェアテストサービスとはソフトウェアの正確な品質を様々な観点から第三者として客観的に検証を行い、ソフトウェア品質向上のために、開発におけるテストからエンドユーザー目線まで多岐にわたるテスト業務の支援を行うサービスです。
ソフトウェアテストサービスを外部に委託する際にあなたは何を基準に提携会社を選びますか? ソフトウェア品質技術者JSTQB、IVECなどのテストエンジニアとしての資格保有在籍者数でしょうか?これまでの実績でしょうか?

この連載を通して、当社の品質保証チームのことはもちろんのこと、テストの最新動向や自動化ツール活用での注意点、効果的なAPIテスト手法やテストを行う際の秘訣などをご紹介していきます。 数字では分からない部分を知って頂く機会になればと思います。

初回は、あなたのソフトウェアに品質という付加価値を提供するコウェルのQAチームには一旦どんなメンバーがいるのか?コウェルの品質を支える二つの部署をご紹介します。 まずは、ソフトウェアテストサービスを担う品質保証チームです。

コウェル品質保証チーム

品質保証チームは、ベトナム人と日本人で混成され、コウェルアジア(ベトナム/ハノイ)から転籍してくるメンバーも多く、日・越のバイリンガル又は日・英・越のトリリンガルでお客様との折衝もこなします。
中にはソフトウェアテストの権威資格ISTQBのAdvanced Levelを1人で3つ保有するメンバーも。コウェルグループの技術者4人に1人はテスト専任エンジニアとして活躍し、在籍QAは100名超となります。また、その中の半数以上がISTQB資格保持者です。

ベトナム企業初のPlatinum取得ーソフトウェアテスト単独サービス

ISTQB資格保持者


これまで当社は、自社製造したプロダクトの品質保証を行なってきましたが、現在はソフトウェアテスト単独サービスもスタートしています。
単独サービスをはじめた背景には、日本のお客様が満足できる高い品質に対応すべく切磋した結果、高度な品質保証技術を習得できたこと、そして一般的な第三者検証会社と異なる私達の強みである「開発会社がテストに本気で向き合った」という点にあります。
「テスト技術」と「開発技術」の掛け算で何ができるのか・・・。 そちらはまた別の回でお届けしたいと思います。


さて次に、当社社員の品質への“こだわり”をシニア品質管理コンサルタントのソフトウェアテストの仕事をすることになったきっかけ、自己紹介を交えてご紹介しましょう。

“品質は誰かにとっての価値”を常に意識して寄り添うこと。
これからもこのモットーと共に、あなたの問題を解決するサービスをお届けしたい”

sharepoint ■木村 達也 : JPシニア品質コンサルタント

私がテスト(品質保証)の仕事と出会うまで
私、木村が本格的にソフトウェアテストの仕事に関わったのは、今から23年前。
昔から作ることが好きで、何かを作る仕事がしたかった。

しかし、「大学院で光るシリコンの研究を続けるか?企業に就職するか?」
正直なところ、このまま大学院に残った方が楽・・・、なぜなら、バブルが弾けて今では考えられないほどの就職難。
裕福な家庭に育ったわけでもなく、これ以上親の脛をかじりつくし、ポキっと折れるまでは、さすがに甘えていられない。

もういい加減に自立しないと。 博士課程に進むことは断念するも、やはり就職先が決まらない。大学で半導体研究をしていたので、当初は研究職、材料系の研究職に就きたかったが、17社ほど受けてみても決まらない。 そこで、情報通信関係の企業も受験。

今では考えられないが、コンピュータは大嫌いだった。どこかの企業訪問に行った時、部屋中がPCで埋め尽くされ、薄暗い中モニターがチカチカと光っていて、空気もラジコンカーのモーターを急に止めた時のような機械的な匂いがプンプンと、鼻孔を突き上げる・・・
こんなところでは仕事なんかできやしない。

実は研究所では、Unix(BSD)やWindows3.1を使い研究成果をまとめていた訳だけど。PCを使っているとなぜか、ソフトが固まったりしてイライラすることもあり、コンピュータなんか使わないで生活できればなあ・・・そんなことも考えていた。

だから、仕事で毎日PCとにらめっこする環境、できればコンピュータには触りたくない。
6月・7月と就職先が決まらず「どうしよう、このままいくと就職浪人か?それって一番最悪・・・」「もうあれこれ選んでいる場合ではない」少しでも自分ができること、直感で楽しそうだと思えること、そんな観点で手当たり次第に企業へ応募することに。

そしたら、東京・神田に本社がある会社から面接に来ないかと声をかけられた。 今でも覚えているのだけど、橋幸夫に似ている役員から面接時に「本気でノーベル賞級の仕事をして、人々の暮らしを良くしたい。一緒に働こう!」そんな言葉を頂いた。
「今まで生きてきた中で一番幸せ・・・」そんな気分。私を必要としてくれる人がいる、是非この会社で働こう!と、即断即決で決めた。ところが、人間万事塞翁が馬。
私の人生を決める大事件が半年後に起きた。

朝8:30出社すると、「会社で製造していた医療機器が故障し、火を吹いているらしい・・・」そんな話を聞いた。
バカな、そんなこと有り得る・・・?でも、それは現実だった。 営業が集合する会議室からは、言葉では表現しにくい得体の知れない雰囲気が臭ってくる。そこから、青い顔をした営業、ワイシャツの襟が黒くなっている営業が出てくる。 「大変だな、何か力に慣れれば・・・」そのように思うことが精一杯。

10日ぐらいたったある日のこと。新入社員にも赤紙令状が配られることになった。それは、「部署異動通知」。
人員整理が行われ、技術職で入社した新入社員も対象。同期入社の人間はほとんどが技術職で入社。しかし、新しい配属先は健康食品の営業。「なぜ?」「理解できない、どうして?」その処遇に不服を感じた同僚は会社を離れていった。

「私のところにも赤紙が来るのだろうか・・・」そんな不安な中、同期が転職を決めている。「だったら自分も」そんなことを考えるようになり転職活動を開始。そんな時父から意外なアドバイスが、「折角縁のあった会社で、達也を認めてくれた会社だろう?もっとその会社でできることがあるのではないか?よく考えろ。転職はいつでもできるよ」
そこから「今の会社でできることは他にないのか?」と考えるようになった。「故障を出した製品を立て直し、その価値を再度利用者へ届けること、それに挑戦しよう。品質をよくすれば利用者に喜ばれるはず。何より、毎朝顔を合わせる営業さんも喜ぶはず」自分から人事部長のところへ赴き、転属を伝えた。

これが、今現在も品質に関する仕事を始めることになった私の原点。
この経験から、品質やテストについては少し細かい。必要なソフトウェアテストは漏れなく行われているのか?そのテストでお客様は必要な情報を手にできているのか?意味のあるテストが行われているのか?お客様は価値ある情報を手にしているのか?

今はソフトウェアテストのサービスを提供する、品質上の問題を解決する、そんな仕事をしている。いつも心に留めているモットーは、“品質は誰かにとっての価値”を常に意識して寄り添うこと。これからもこのモットーと共に、あなたの、問題を解決するサービスをお届けしたい。
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いかがでしたか?当社のテストチームが品質やテストに“こだわる”理由を少し知って頂けたのではないでしょうか?

次回は・・・【SODECレポート】についてお伝えしていきます。
<お知らせ>5月 8日から開催の第 28 回ソフトウェア&アプリ開発展に出展  詳しくはこちら


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