コウェル アジアがベトナムｘRコミュニティ設立 ~加盟企業とともにコンテンツ東京2018に出展~

グローバルＩＴソリューション企業である株式会社コウェル（本社：東京都品川区、代表取締役社長：廣瀬倫理／以下コウェル）は、ベトナム社会主義共和国（以下ベトナム）に展開する100%子会社でグローバル開発の拠点である有限会社コウェル アジア(以下コウェル アジア)が運営事務局となり、xR関連の市場の活性化と営業活動の相互支援を目的として、ベトナムxRコミュニティ（Vietnam xR Community：以下VxRC）を2018年3月15日にベトナムで発足しました。これに伴い、2018年4月4日から東京ビックサイトで開催させるコンテンツ関連の展示会「コンテンツ東京2018」にコウェルグループとして、VxRC加盟企業とともに出展します。

 

■背景と目的

国内では、IT人材不足が定常化し、優秀なIT技術者のリソースを海外に求めることが顕著になってきました。コウェルは、いち早くベトナムに開発拠点を開設し、国内企業およびベトナムを中心とするアジア各国にグローバル開発事業を拡大してきました。xR関連の研究・開発については、ベトナムのコウェル アジアを拠点として着手し、すでに日本はもとよりベトナム国内でもxR関連ソリューションを提供してきました。

 

現在、VR、AR、MRなどを総称したxR関連技術は、デバイスの高機能化と多様化、開発環境の成熟が進み、エンターテイメント、教育、広告、医療、EC、不動産など多様な業種・分野での活用が広がることが期待されています。しかし本格的な普及については、デバイスの小型・低価格化と高機能化の二極での発展、キラーコンテンツ不足、開発コスト(ソフトウェア開発とデザインの両面)を抑えながらxR体験の向上を実現するなどの面でブレークスルーが必要だと考えられており、今後5年で飛躍的に市場が変化・発展することが予想されています。

 

このため、xR分野では、今後の本格普及に向けて技術革新が続き最新情報を常に追い続ける必要があり、かつ仮想現実を表現するクリエイティブワーク、魅力的なコンテンツ制作が重要になってきます。日本ではオフショア先として注目されているベトナムにおいても、今後は一般的な開発力のリソース提供にとどまらず、xR関連に代表される付加価値の高い技術分野での競争力の強化が課題とされています。xR分野でも最新技術情報の交換および市場の活性化のために、システム開発会社、デザイン会社、コンテンツ制作会社などが参加するコミュニティの設立の要望が高まっていました。

このような背景の中、コウェルアジアが中心となり2017年8月よりコミュニティ設立の準備を進め、技術情報交換会などの各種イベントを開催し、情報交換を行ってきました。現在までに約10社、xRエンジニア40名、デザイナー80名規模のメンバーがイベントに参加してきました。今回VxRCの正式な発足時には、運営事務局のコウェルアジアのほか、運営委員会のメンバーとして以下の2社がまずは正式会員として加盟しています。今後は、ベトナムの法人と個人を中心として会員を拡大し、技術ワーキンググループ、日本での展示会・セミナーなどの開催など、個々の企業の枠を超えた活動を実施していきます。

■VxRCについて

■今後の活動（展示会への出展）

VxRCの発足に伴い、xR関連の展示会である「コンテンツ東京2018内　先端デジタル テクノロジー展」にVxRC加盟企業が共同で出展します。xR関連でそれぞれソフトウェア開発、コンテンツ制作、クリエイティブの専門分野をもつ3社のソリューションをご紹介します。

展示会名：コンテンツ東京2018内　先端デジタル テクノロジー展(ブース番号28-55)

会期：2018年4月4日(水)～6日(金)

主催：リード エグジビション ジャパン株式会社

会場：東京ビックサイト

ＵＲＬ：http://www.ct-next.jp/
出展企業：

【VR-CMS : VIRTUAL HOUSE】

※コウェルグループ参考出展プロダクト

＞＞ プレスリリース（PDF）